セミナー風景(1)
頃安社長
昼食後に開催したセミナーは満席の中、頃安雅樹社長の「差別化戦略の推進により生き残り発展する畳店へ」と題して、畳業界の常識は世間の非常識、発想の転換が必要、畳業界の将来展望について、差別化戦略の必要性を唱えました。
堀田店主

山梨県甲府市 堀田畳製作所 代表 堀田登喜夫様の講演では、平成13年に構造改革に挑戦して売上を増やすことができ、平成20年には新工場を設立することが出来ました。
仕事を増やす特効薬は無いが、ジワジワ効いてくる方法を続けることを心がけている。
新聞折り込みチラシは、営業ツールの一つで、今ではチラシ回数を減らしても、電話が鳴る様になってきた。
目立つ工夫をしており、工場には「のぼり」を10本以上上げ、トラックには「朝お預かり夕方お届けします」と大きく書き、スーパーに駐車していると、トラックを見た人から注文を頂いたことも何度かあります。
また、小学校の空き教室に畳をプレゼントして、新聞記事に掲載されたこともあり、「畳掘り起こしのために、出来ることはまだまだあります!」と意欲をみせた。

森田コンサル
森田孝雄コンサルタントは「畳仕事の増やし方」と題して、新設住宅着工戸数の変化を説明し、まずは自店の売上(取引先別・商品別)把握を行うことが重要である。実際の支援先畳店のチラシ・DM・看板・ホームページ等の具体例を示し、作成するポント、実際の効果を説明しました。

畳仕事が低迷する中、何かヒントを得ようとする畳店で賑わい、今後の展示会も注目が集まりそうです。