頃安社長
昼食後に開催したセミナーは満席の中、 頃安雅樹社長の「差別化戦略の推進により生き残り発展する畳店へ」と題して、畳業界の常識は世間の非常識、発想の転換が必要、畳業界の将来展望について、差別化戦略の必要性を唱えました。
影山畳店様(2)

鳥取県鳥取市 影山疊店 代表 影山嗣泰様の講演では、平成20年秋の「キョクトー畳総合展示会」で「構造改革」に出会い、12月末には「構造改革」の契約をし、20年以上勤めたNTT西日本の退職を決意しました。残念な事に、契約の1週間後、父親を不慮の事故で亡くしましたが、父親の意思を継いで、3代目になりました。畳業への不安はありましたが、「人のためにやりがいのある仕事がしたい」と考え実行しました。
影山畳店 看板
「構造改革」では、森田コンサルタントの指導を受け、看板、のぼり、お店のイメージアップ、新聞折込チラシ、DM、ポスティング、お礼状、フォロー電話などを徹底して行いました。畳機械は、営業する時間を生み出すために「スーパーミニライン」を導入し、一人で楽に1日20畳の生産が出来るようになりました。営業の成果で仕事も順調に増え、平成22年には、売上が2倍になりました。
また、地元の小学校に畳を寄付して、新聞に掲載されたり、トライアスロンノ大会を開催したり、赤十字救急法指導員として社会貢献も行っています。将来の夢は、「家族で1か月かけて世界一周旅行をすること」です。

セミナー風景
森田孝雄コンサルタントは「畳仕事の増やし方」と題して、新設住宅着工戸数の変化を説明し、まずは自店の売上(取引先別・商品別)把握を行うことが重要である。実際の支援先畳店のチラシ・DM・看板・ホームページ等の具体例を示し、作成するポント、実際の効果を説明しました。
森田コンサル
畳仕事が低迷する中、何かヒントを得ようとする畳店で賑わい、今後の展示会も注目が集まりそうです。