頃安社長 謹んで新春のお慶びを申し上げます。
 昨年の最大の出来事である東日本大震災、そしてそれに伴う原発事故により、数多くの尊い人命と何十兆とも言われる国富、更に人間生活の基本である「安心できる居住環境」そのものが失われてしまいました。  
 失われたものの多さに思わず呆然としてしまうけれど、我々はそこから何かを学ばなくてはなりません。
 原発の操業停止により電力の安定供給に支障と不安が生じ、「省エネ・節電」の重要性に対する国民の意識が芽生えたこと、これは数少ない収穫でした。そして先人の知恵に学べとばかり、昭和30年代の「スダレ・風鈴・縁側・網戸・ウチワ・蚊取り線香・扇風機・畳」の生活習慣が見直されたこと(その場面の主役は、申すまでもなく畳です!!)も、畳業界にとっては大きな収穫でした。
 実際に被災地の仮設住宅には、冬を迎えるに際して、温かく過ごせる畳が大量に必要とされていると承知しております。
 失われたものからでも、我々は多くの収穫・教訓を得ることが出来、同様にピンチをチャンスに変えることも可能です。
 本年こそ、省エネ・節電型の世の中に最も適した和風の生活スタイル、とりわけ畳が必要不可欠なものであることを、原点に立ち戻ってアピールすべき時です。
 当社にとりましても、コンピュータ式畳製造システム販売30周年の節目の年です。
 畳店様の4つの差別化戦略(=「営業力の強化」「生産の超近代化」「事業の多角化」「取扱商品の多様化」)、すなわち「畳店様の構造改革」推進のために、全国各地で展示会・セミナーを開催して、積極的に提案して参ります。
 本年もどうかよろしくお願い申し上げます。
                  代表取締役社長 頃安 雅樹