平成23年7月9日 宮城県 畳ふすま展示会&セミナー
2011年08月03日12:00
2011年07月09日20:00
2011年07月09日18:00
昼食後に開催したセミナーは満席の中、頃安雅樹社長より「差別化戦略の推進により生き残り発展する畳店へ」と題して、畳業界の常識は世間の非常識、発想の転換が必要、畳業界の将来展望について、差別化戦略の必要性を唱えました。
宮城県栗原市 (有)只見工業所 代表取締役社長 只見直美様の講演では、平成15年に父親の反対を押し切って「構造改革」に挑戦し、畳を作ることが出来ない女性でも、仕事を増やすことが出来た経緯を話されました。
「構造改革」最初の1年間はコンサルタント指導を受けて夢中で仕事をし、2・3年目は、県外の構造改革店仲間と出会うことで、いろいろなチラシを試したり、工場見学をさせてもらって勉強しました。
また更に、「子供達が後を継ぎたい会社にしたい」と思って、異業種勉強会に参加して、主婦から女性経営者になる方法、社員を育てる方法、家業から企業へ変わる方法を学びました。畳を知らない異業種の方から、「お客様の視線」を学ぶことが出来、会社の方向性を決める研修会にも参加しました。
構造改革前は、個人の元請仕事は2割だったが、構造改革後は、藁床出荷を減らし、元請が5~6割に増えました。
今年の1月に社長になりましたが、震災では最大震度7を経験し、自信を失った時期もありました。しかし、津波にあわれた方と比べると「家が無事なんだから頑張れる!」と思い直し、栗原市の避難所の畳200枚の仕事をさせてもらったりして、今は仕事が忙しく、周囲の皆様に感謝の気持ちで一杯です。
今年はまだチラシを出せていませんが、今回の地震で「畳っていいよね!」と見直されるチャンスだと思って、頑張っていきます!
宮城県栗原市 (有)只見工業所様 ホームページ
森田孝雄コンサルタントは「畳仕事の増やし方」と題して、新設住宅着工戸数の変化を説明し、まずは自店の売上(取引先別・商品別)把握を行うことが重要である。実際の支援先畳店のチラシ・DM・看板・ホームページ等の具体例を示し、作成するポント、実際の効果を説明しました。
畳仕事が低迷する中、何かヒントを得ようとする畳店で賑わい、今後の展示会も注目が集まりそうです。
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