平成23年8月28日 埼玉県 畳ふすま展示会&セミナー
昼食後に開催したセミナーは満席の中、 頃安雅樹社長の「差別化戦略の推進により生き残り発展する畳店へ」と題して、畳業界の常識は世間の非常識、発想の転換が必要、畳業界の将来展望について、差別化戦略の必要性を唱えました。
東京都青梅市 ㈱石川畳店 代表取締役 石川 靖芳様の講演では、「畳仕事はまだまだ増やせる」と題して、平成14年3月に構造改革した結果を発表して頂きました。
創業68年3代目の石川社長は、3兄弟の長男で、構造改革前は、毎年売り上げが減少しており、個人の仕事が増やせるとは思っていませんでした。
「構造改革」では、コンサルタントの指導を受け、看板、のぼり、新聞折込チラシ、DM、ポスティング、タウンページ広告、お礼状、工場整理、ユニフォーム作成などを徹底して行いました。
また、キョクトー「ダントツ畳店会」の仲間と年に2回程度「勉強会」で会い、地域の違う畳店に相談することにより、様々な問題を解決出来ました。
構造改革前は、個人客は50%でしたが、今では個人客70%になっています。「構造改革」は1年で終わりではなく、常に続けていくことが大切だと思いますので、今から「第3の構造改革」に挑戦し、売上を伸ばして行きたいと思います。
東京都青梅市 ㈱石川畳店様 ホームページ
森田孝雄コンサルタントは「畳仕事の増やし方」と題して、新設住宅着工戸数の変化を説明し、まずは自店の売上(取引先別・商品別)把握を行うことが重要である。実際の支援先畳店のチラシ・DM・看板・ホームページ等の具体例を示し、作成するポント、実際の効果を説明しました。
畳仕事が低迷する中、何かヒントを得ようとする畳店で賑わい、今後の展示会も注目が集まりそうです。
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