<極東産機株式会社 頃安雅樹 社長 講演>
頃安社長
昼食後行ったセミナーを、皆様熱心に聞いて頂きました。
「差別化戦略の推進により生き残り発展する畳店へ」と題して講演しました。畳業界の常識は世間の非常識、発想の転換が必要、畳業界の将来展望について、差別化戦略の必要性を唱えました。

<有限会社櫛田畳店 3代目 櫛田 英俊 様>
櫛田畳店様
 平成12年9月構造改革を実行し、いわき市南部5万世帯を商圏に商売をしています。

 構造改革前、スーパーマーケットで勤めていた私に、両親は「畳店を継がせるべきかどうか」大変悩んでいました。

しかし、勤め人のまま将来が見えない私は両親と相談し、勤め先を辞めて構造改革に挑戦することにしました。

 構造改革前は、藁床販売がメインで、営業は何もせずに電話がなるのを待っていました。

 構造改革後は、スーパーミニラインを導入し、コンサルティングの指導を受け、チラシ・ポスティング・会社案内・ダイレクトメール・電柱看板等を実施しました。

初めて新聞折り込みチラシを入れた時は、「本当に電話がなるのか?」とても不安でしたが、沢山の注文があり嬉しかったです。

 今では個人宅の仕事が大幅に増えました。コンピュータ式ロボットの導入で体が楽になり、多い時は一人で一日に表替60枚した日もあります。

 また、東北地方の構造改革店で作る「東北畳研究会」に参加し、困ったことを何でも相談できる仲間が出来、今でも交流を続けています。下記は皆で熊本産地に行った時の写真です。
東北畳研究会
 平成23年社長になりましたので、3代目がお店をつぶしたと言われない様に、4代目に引き継げるように頑張りたいと思います。

<極東産機株式会社 森田孝雄 コンサルタント 講演>
森田コンサルタント
 「今日から間に合う畳仕事を増やす方法」と題して、
  1.住宅業界・畳業界・消費者の動向
  2.営業力強化のためマーケティングとは? 
  3.畳仕事を増やす3つの方法
  4.あなたのお店を選んでもらうための実行課題
  5.パソコンの活用方法 
 について、実際の支援先畳店のチラシ・DM・看板・ホームページ等の具体例を示し、作成するポント、実際の効果を説明しました。

 畳仕事が低迷する中、何かヒントを得ようとする畳店で賑わい、今後の展示会も注目が集まりそうです。